キムヨナの演技について
浅田真央、キムヨナの対決から大分月日が経ちましたね。今、あえてキムヨナの演技について回想しました。演技力は世界でも最高峰だったのではないでしょうか?懐かしさも含めてお楽しみください。
スポーツ選手というより、アーティスト
強気な性格やコーチとのゴタゴタもあって、いいイメージのないフィギュアスケート選手になっていますが、純粋にフィギュアスケートの演技をしているヨナ選手を見ていると、本当にスケートの芸術家だなあと思うのです。
FPではガーシュウィンの曲で透明感のある演技でした。私、生中継をテレビで見ていたのですが、スケートの神様がキムヨナにウインクした瞬間を感じたくらいです。それぐらい神々しさがありましたね。
オーサー監督の繊細な作戦に、一流の振付師ウィルソンが付いて、このバンクーバー五輪がキムヨナの演技の頂点なのかな?と思っていたんですが、
劣化しない演技
めっちゃよくなっとる!!
演技に深みが出ていて、なんでもないようにスーッと滑っているスケーティングのうまさ、音楽に合わせた抑揚をつけた手の動作、顔の表情など、すべてがエレガントで見ていて思わずうっとりしてしまいました。前回のオリンピックよりも無駄な動きがなく、その成長ぶりにはびっくりしましたね……。まるで、少女漫画のキラキラが実際に見えているような、そんな感じです。
あれ??ブランクあったよね。っていうかコーチやその他いろいろゴタゴタがあったよね……。
でもショーとかをやっていたから、スケーティングや演技が磨かれていったのかなと思いました。ソチ五輪でのコーチは小学生時代に教わっていたコーチだそうです。世界的レベルのコーチにつかなくても自分自身でフィギュアスケートの演技を高めていったことを考えるとすごいとしか言いようがありません。今まで通り振付師はウィルソンで、ソチ五輪の方がウィルソンの世界観がよりよく表現されていたかもしれませんね。
4年経つといくら若いといえども、スポーツ選手の場合、身体にガタがきたり、こき使っている部分が痛んでしまったり、つらいことも多いと思うのですが、ジャンプも前回五輪と同様、飛んでましたし、最後までスピード感もあって体力は以前よりあるようにもみえました。
エキシビジョンの「イマジン」もとても素晴らしかったです。
ゴーギャンタイプのアーティスト
アーティストでいうとゴーギャンタイプなのかなと思いました。ともかく自分のことしか考えない……。まあ、欠点なのかもしれないですが、ひっくり返すととことん自分に妥協しないということでもありますからね。キムヨナもゴーギャンも自分の演技、画風には一切妥協してないですからね。ものすごく自分に対して厳しいのだと思います。
世界的なアーティストさんは、そうとう癖のある人が多いですから、(画家や映画監督、バレリーナ、俳優女優などなど)キムヨナがああいう性格だからといって、そんなに珍しいことではないと思いました。
今までの女子フィギュアスケートの中で最高潮の演技だったのではないでしょうか?リアルタイムで見れて本当に良かったと思いました。
今の選手、ザギトワやメドベージェフも大健闘していると思いますが、なんだろう??ジャンプが多すぎて、演技の深みがないように思います。次のジャンプのために慌てているようで、演技の集中力にかけているように感じます。今の採点システムがそうさせているのかもしれませんね……。
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